2016年7月19日火曜日

7月は “五感食楽”京のお昼ごはん

今月のランチ会は「京のお昼ごはん」と題して、京都から料理家・小平泰子さんをお招きして、季節を五感で楽しむお料理をご用意いただきました。

今回は、ちりめんじゃこ、山椒、賀茂茄子など、京都でおなじみの食材を使ったお料理を披露。



昆布締めした魚のお寿司を笹で包んだ「ちまきの一口寿司」、賀茂茄子を、田楽ではなく、生姜酢で素材のみずみずしさとおいしさをそのままいただく「賀茂茄子のつゆ生姜添え」、焼いたトウモロコシ、お揚げをご飯にまぜ、山椒塩をふった「とうもろこしとおあげさんのご飯」など、京都の食文化の成り立ちを説明いただきながら、京都らしい料理にゲストたちは大満足の様子でした。

盛り付けに笹やほおずき、青葉なども使い、小平さんの提唱する五感食楽という言葉のように、五感で「涼」を感じる夏のお献立を楽しみました~。


気になるメニューはこちら↓
 ■ ちまきの一口寿司
 ■ 利休麩と三度豆の白和え
 ■ 切り干し大根と三つ葉の胡麻和え
 ■ お玉さんととろろのかきたま汁
 ■ 賀茂茄子のつゆ生姜添え
 ■ 鴨まんじゅう
 ■ とうもろこしとおあげさんのご飯
 ■ お抹茶風味のいとこ汁粉


Photo by Takeshi Fukuhara/Naomi Kawakami

<小平泰子さんプロフィール>
1977年京都生まれ。老舗料亭や禅寺で各地の郷土料理や伝統料理を学び、海外の料理教室にも通うなど、様々な食文化を身に付ける。その後ペンションの調理担当を経て、企業へのレシピ提供・商品開発などを手掛けるように。台湾、パリ、NYなど海外での料理イベントでは、その土地の郷土料理に、おばんざいの知恵や始末の心を取り入れ好評を得る。2003年、自身の料理教室を京都に開校、2013年には、東京・人形町教室も開校。新聞・雑誌へのコラム掲載、テレビ・ラジオへの出演多数。著書に「京都おかず菜時記」(京阪神エルマガジン社)がある。

2016年6月30日木曜日

祝・フレーズランチ会一周年☆


毎月1回行っているフレーズランチ会ですが、なんと今回で一周年!
これを記念して、今月は、第一回でお世話になった今井亮さんをお迎えして、夕方よりお酒とともに楽しむ「包んで食べて亮飯店」と題したランチ会スペシャルver.を開催しました。


Photo by Takeshi Fukuhara

今回は特別に、ゲストには焼売包みを体験してもらったり、今井さんによる「鶏肉とカシューナッツの唐辛子炒め」をデモンストレーションで楽しんでもらったり、できたての料理をライブ感と一緒に味わってもらう内容に。
焼売はカレー風味とオーソドックスな味の2種を包み、蒸し上がりにはその出来栄えに笑いと歓声が上がりました!

そのほか多彩な中華料理とともに、今井さんの郷土料理、丹後のバラ寿司も登場。バラ寿司にはサバのそぼろやタケノコなど味がしっかりした具材がサンドされ、錦糸玉子やカマボコなどがトッピング。見た目は華やかだけど、どこかほっこりさせてくれる懐かしさと郷土愛が感じられました…。
最後にデザートには手作りココナッツプリンとゼリーの2種を用意。ライムの皮やスパイスなどの隠し味が効いていて、いろんな味の変化を楽しむことができました!


この1年間、毎月違う料理家さんが気持よくお料理を作ってくださったこと、平日のお忙しい時間にもかかわらずいらしてくださったゲストの方々にあらためて感謝です。
またこれからも楽しい企画を開催していきたいと思っていますので、どうぞ、よろしくお願いいたします~!



気になるメニューはこちら↓
○雲白肉 香料ソース
○押し豆腐、パクチー、九条ネギのサラダ
○大根のたまり醤油漬け
○いろいろ野菜のピクルス シナモンと花椒風味
○焼き茄子とトマトの香味黒酢和え
○豚肉セロリの焼売、海老のスパイシー焼売
○鶏肉とカシューナッツの唐辛子炒め
○丹後名物バラ寿司

○ココナッツプリン マンゴーソース
○ライチと紅甘夏のスパイスゼリー
○金宣茶


<今井亮さんプロフィール>
1986年、京都生まれ。京都で70年以上続く名店「中華のサカイ」で5年間修業。祐成陽子クッキングアートセミナーでの勉強を経て、講師、雑誌、書籍のレシピ提案、テレビ番組のフードコーディネート、料理教室など幅広く活動中。中華料理を得意とし、美味しく楽しいをモットーとしている。

2016年6月11日土曜日

続・しんぼく会が開催されました!



Photo by Nana Ishikawa / Takeshi Fukuhara

毎年、若手料理家さんたちが中心となって、スタジオフィオーレで開催されている「続・しんぼく会」が今年も開催されました。


今年で5回目となるこの会。

第1回の時はお客さまとして参加しました。
食の世界に関わる人たちが世代を超えてタテ・ヨコにつながりを持ち、「新たな力を生み出す場となれば」という主旨にスタジオフィオーレの片岡さんが賛同。
このイベントを通して片岡さんが若い料理家さんを無条件に応援されている事に、私も何かできることを!と思い、2回目からは、ベテランの料理家さん・業界関係者へのPRや、ロゴ作成、DM・当日看板・リーフレット等の制作物担当として、参加しています。


イベントでは、会の主催者である本田よう一さん、きじまりゅうたさんを中心に10名の料理家さんが、それぞれ得意分野の料理を披露。およそ160名にも上るゲストが来場し、ビュッフェ形式で和洋中、パン、デザートまで、たくさんの料理を楽しんでいました。

さらに、スタジオの1~2F各フロアを使って、二人の料理家がコラボレートするライブキッチンも開催。パン・菓子研究家のムラヨシマサユキさんと中華の今井亮さんがコラボしたトンポーローまんをできたてアツアツで手渡ししてもらったり、野本やすゆきさん&本田よう一さんがお肉を乗せたにぎり寿司を披露し、その手際の良さを間近で見ることができたり、ゲストたちも大興奮。大変盛り上がっていました!

我々スタッフもお手伝いする中で、料理家さんたちとたくさん交流させてもらい、
料理も堪能させていただきました~。


これをきっかけに新たなつながりが生まれて、また来年につながればいいな、と思います。


来年も開催されることを期待して…スタッフ、ゲストのみなさん、ありがとうございました!!

2016年5月25日水曜日

横田渉さんランチ会☆ Part2

動画でも撮ってみました!
みさきキャベツとロメインレタスの暖かいサラダ」盛り付け。
温かいドレッシングで軽くもむことによって、キャベツやレタスの甘みが増すらしいです♪ トマト、チーズなど具材たっぷり。







手作りアイスはコーン付きで、ゲストたちも興奮!
バラの花びらを載せてオシャレ~。



Part1と併せてご覧ください~

プライベートシェフ・横田渉さんによる      旬野菜を楽しむランチ会! Part1


今回のランチ会は、日本、フランス、アメリカで腕を磨き、
現在はレストランの枠を超えてプライベートシェフとしてご活躍される、横田渉さんにお越しいただきました!

ご用意いただいたのは、野菜をふんだんに使ったお料理と、絶品の肉料理、大きなフォカッチャ、そしてデザート。



丸ごとキャロットサラダ」ではにんじんの葉も揚げてあり、サクサクとした食感とほどよい苦みがサラダのアクセントに☆
春にんじんは香りが高く、サラダなどで香りを楽しみながらいただくのが最適なのだとか。
なすの一番果を捨ててしまわず美味しくいただく方法など、野菜の収穫時期によって異なる特性を、説明を交えながら野菜料理を披露くださいました。

そして『やっぱり肉料理 カリフォルニア・キュイジーヌ』著書である横田シェフといえば、やっぱり(・・・・)()! 「醤油もろみローストビーフ」は肉の脂がまろやかで美味☆ さらに「ズッキーニのフリット」など、ボリューム感のある品にゲストもスタッフも大満足。



洋のものでも大胆に和の食材を掛け合わせたり、
場所、店舗、ジャンルにとらわれなかったり、そんなボーダレスな横田シェフだからこそ生まれる新しい料理の世界がそこにはありました。

豪華ランチを堪能させてもらい、さらに野菜の食べときなどを教えていただき、ひとつ賢くなったような…そんな高揚感の中、今回のランチ会は終了しました!
Photo by Takeshi Fukuhara

気になるメニューはこちら↓
丸ごとキャロットサラダ
○ズッキーニのひよこ豆衣フリット エッグレスタルタルソース
○みさきキャベツとロメインレタスの暖かいサラダ
○醤油もろみローストビーフ
○ベジタブルフォカッチャ

○バラとイチゴのアイスクリーム


<横田渉さんプロフィール>
1980年、岡山県生まれ。2000年、調理専門学校を卒業後、渡仏。帰国後、成澤由浩オーナーシェフに師事。2007年、渡米し、ナパ、サンフランシスコのレストランを拠点にニューヨークでも働き、カリフォルニア・キュイジーヌの経験を積む。2011年に帰国し、「六本木農園」シェフ就任。2012年から食の企画会社「food&desing CONVEY」を料理家eminaと運営。国内外のフードコンサルティング、メディアやイベントの料理制作、プライベートシェフとして活躍中。

2016年4月29日金曜日

高原アートギャラリー2016春 オープニングイベント 「松本珈琲&真藤舞衣子・桃と黒胡椒のレアチーズケーキの会」


 429日、30日の2日間、「松本珈琲店」が今度は山梨に進出!
八ヶ岳の新緑に囲まれた「高原アートギャラリー」のテラスで、珈琲とケーキがいただける珈琲イベントが開催されました。

 「松本珈琲店」は昨年10月のイベントや、今年1月と2月の「TOKYOギャッべ展2016」が大好評で、徐々に料理関係者の間でもそのおいしさが広まりつつあります。
 今回はみそ教室でもお世話になった料理家・真藤舞衣子先生とのコラボが実現。松本珈琲とセットでいただける、桃のコンポートと黒胡椒を隠し味にした大人の味のレアチーズケーキをご用意いただきました
 さらに店主・松本さん直伝のご家庭でできる焙煎方法や、2種の珈琲の飲み比べなどのワークショップも開催。
 フレーズは珈琲とケーキの解説つきランチョンマットをデザインしたり、当日の会も、お手伝いさせていただきました!

 2日間、全5回のイベントでしたが、定員を超える回もあるほどの人気でみなさん楽しんでいただけました!

 アートギャラリーには運営スタッフ自らがイランに出向いて仕入れたギャッべや、ガラス作家・村松学さんの器、インドのゾズニ刺繍のパシュミナストールなどの素敵なものもいっぱい!

 春のオープニングは終わりましたが、このあとは毎週末開館していますので機会があれば是非お立ち寄りください。



<松本祥孝さんプロフィール>
松本祥孝(まつもと よしたか) 
料理雑誌を中心に活躍するカメラマン。幼少の頃から祖父、父の影響でコーヒーに親しむ。日本大学芸術学部、文化部連盟珈琲研究会に所属したのをきっかけに珈琲逍遥をはじめ、焙煎に手を出す。その後も細く長く深くコーヒーに親しみ、昨年ついに念願の1KG釜コーヒー豆焙煎機を購入。昨年10月に松本珈琲イベント第一弾を開催。翌年1月~2月に開催された「TOKYOギャッべ展2016」ではお菓子研究家・大森いく子先生と、珈琲とケーキのコラボを果たす。さらに珈琲と濃く交わり合いたいと活動の場を広げている。

<真藤舞衣子さんプロフィール>
真藤舞衣子(しんどう まいこ)
4月より山梨放送の「てててTV」水曜日のコメンテーターにも抜擢されるなど、現在大活躍の料理家(山梨市在住・my-an Yamanashi オーナー)。東京生まれ。IT関係の会社勤めなどを経て、フランスの料理学校でディプロマを取得。東京都内の菓子店に勤務したのち、赤坂にカフェ&サロン「my-an」をオープン。百姓・ワイン醸造家小林剛士氏との結婚を機に山梨に移住し、東京と山梨で料理教室を主宰する。料理レシピ開発、ケータリング、手打ち麺「ひっつみ」を広める活動などを行う。著書『作りおき生地で1週間分! すぐにおいしい簡単レシピ』(PHP研究所)、『ボウルひとつで作れる SCONE AND CAKE』(主婦と生活社)など。

2016年4月19日火曜日

春の食材いっぱいの見た目も華やかな料理でランチ会

今回のランチ会は、フードスタイリストの新田亜素美さん。
フレーズでデザインを担当した新田さんの著書『並べて、焼けるの待つだけ ほったらかしオーブンレシピ』が好評発売中で、春の食材を使ったオーブンレシピも披露いただきました!

ご自身が掘りに出かけたという(!)採れたてのたけのこと鯛を使った「たけのこと鯛のオーブン焼き」は、焼けたたけのこの香りとほくほくとした歯ごたえで、新鮮な食材のうまみをまるごといただいた気分になりました。
「赤エビと鶏のロールキャベツ」も春キャベツがやわらかくて甘い! 
エビのうまみたっぷりのサフランのスープでおいしくいただきました!

ほかにも、オーブンの天板を使って押し寿司を作ったり、たけのこの皮を飾りにするなど、家庭でも試したくなるアイデアも。
フードスタイリストさんだからできる、見た目にも華やかで、シンプルで美味しいレシピは、大人数のホームパーティーで活用できそう! 
素敵なランチ会、ありがとうございました~☆

「並べて、焼けるの待つだけほったらかしオーブンレシピ」は好評発売中!


気になるメニューはこちら↓
〇たけのこと鯛のオーブン焼き
〇オーブン天板で彩り押し寿司
〇赤エビと鶏のロールキャベツ サフランのスープで
〇季節のかんきつとアボカドのサラダ 姫レモンのドレッシングで
〇新玉ねぎとパルメザンチーズのサラダ


<新田亜素美さんプロフィール>
浅草在住のフードスタイリスト。短大卒業後、都内レストランの厨房で働きながら、テレビなどでフードスタイリストとして活躍。現在は書籍、雑誌でのレシピ制作やスタイリング、テレビ番組、広告でのコーディネートを手掛け、料理やお酒のイベントなども積極的に行う。家族や友人が集い、美味しい料理とお酒を共にする時間をこよなく愛する。

下町ポレポレ食堂 http://asomy.exblog.jp/