2018年2月11日日曜日

Tokyoギャッベ展の人気イベント「ロールケーキ&珈琲の会」



Photo by Takeshi Fukuhara



昨年のTokyoギャッベ展でも好評だった「林幸子先生のロールケーキ×マツモトコーヒーロースターズ」のコラボイベント。今年もまたこのお二人にご協力いただき、開催いたしました!

今回は林幸子先生にはキャラメルアップル・ロールケーキを、そして松本さんにはこのロールケーキにあった珈琲をご用意いただきました。
2月開催ということもあって、バレンタインデーも意識して、林先生特製のトリュフも1つずつサービス!

松本さんは、珈琲のおいしさを保つために前日に焙煎したこだわりの豆たちを携え、しっかり寝不足でこの会に臨んでくださいました!

ロールケーキとチョコレートの気品のある香り・甘さと、深みのある珈琲が今回もマッチしていて、みなさん大満足そうでした。さらに松本さんがカメラマンとして関わり、フレーズもデザインを担当させていただいた書籍『極める・楽しむ 珈琲辞典』(西東社)もちゃっかり会場に飾らせていただき、こちらも多くの方に興味を持っていただきました。

今回このイベントは1日間のみの開催でしたが、プレミアム感もあって、より美味しく、楽しんでいただけたような気がします!

たくさんのご来場、ありがとうございました。

◆林幸子先生
料理研究家、フード・コーディネーター。栄養士、ソバリエルシック、日本茶アドバイザー、雑穀エキスパート。『アトリエ・グー』主宰。”グー先生”の愛称で親しまれる。南青山で本や雑誌の撮影の他に料理教室を開く。料理ジャンルは問わず幅が広い。近年は特に蕎麦やケーキ作りに力を入れている。著書『抹茶の和みおやつ』(日東書院本社)ほか多数。

◆マツモトコーヒーロースターズ店長・松本祥孝さん
カメラマンであり、松本珈琲店店主。日本大学芸術学部、文化部連盟珈琲研究会に所属したのをきっかけに珈琲逍遥をはじめ、焙煎に手を出す。近年焙煎機を購入してから更にコーヒーと濃く交わり合いたいと決意する。オレンジページが主宰するライフスタイル&クッキングスクール「コトラボ」にてマツモトコーヒーロースターズ・魅惑の珈琲講座や、八ヶ岳高原アートギャラリーやスタジオフィオーレ等でもイベントを他数開催。
『極める・楽しむ 珈琲辞典』(西東社)が好評発売中!⇒http://www.seitosha.co.jp/book/isbn-9784791624782.html




2018年1月23日火曜日

祝30回!老舗お寿司屋さんの三代目による新春ランチ


2018年最初のランチ会は、一昨年も豪華お寿司ランチを披露してくださった、谷中の老舗「松寿司」三代目の野本やすゆきさん。
今回でなんとランチ会も30回。記念すべき節目にふさわしく、お寿司、お鍋、お魚料理、煮物、デザートと、和食のコースのような豪華メニューをご用意いただきました。

赤酢のシャリに、マグロ、コハダ、ヒラスズキのネタで握ったお寿司は折箱にきれいに詰められ、みんなのテンションもUP!!「シメサバと酢の物」は酢の物にガリが入っていて、脂の乗ったシメサバに爽やかなアクセントが効いていました。煮物は、主に京都や近畿地方で食べられている海老芋を揚げて煮た「オランダ煮」。海老芋のほっくり感とカニの身入りの餡が絶妙でした! デザートは日本酒を使ったリンゴのコンポート。ほんのり日本酒の香りがするコンポートにバニラアイスを添えて洋風デザートに仕上げてくださいました。

野本さんと言えば、お寿司以外の魚料理にも定評があり、フレーズでもデザインを担当させてもらった著書『まいにち食べたい魚料理』(大和書房)も、昨年、シリーズ第2弾が出版されました!
日々活躍される中で、ランチ会に来ていただき、とてもありがたいです。。
豪華ランチのおかげで、笑顔で新年のスタートを切ることができました!
野本さん、ありがとうございました~~。



気になるメニューはこちら

〇にぎり寿司(マグロ、コハダ、ヒラスズキ)
シメサバの酢の物
〇海老芋のオランダ煮
のもちゃんこ鍋
〇リンゴの日本酒コンポート

Photo by Takeshi Fukuhara

<野本やすゆきさんプロフィール>
料理家、寿司職人、フードコーディネーター。大学商学部卒業後、調理師学校に入学し、調理師免許取得。谷中で一番古い寿司店「松寿司」で修行する傍ら、祐成陽子クッキングアートセミナーに入校。卒業後、同校アシスタントスタッフを経て独立。料理雑誌へのレシピ提供、テレビ番組や広告などのフードコーディネート、料理講師、フードコーディネーター養成スクールの講師、松寿司三代目として寿司店の経営など、食にかかわるジャンルで幅広く活躍。
松寿司HP http://members2.jcom.home.ne.jp/matsusushi/index.html

2017年12月13日水曜日

2017年の締めくくりはスタイリッシュランチ!

12月のランチ会は、初著書『ニュースタイルレシピ』(主婦と生活社)が刊行されたばかりの金子ふみえさん。
もともと服飾デザイナーだった金子さんが洋服作りの工程を料理に応用し、「素材選び」「色合わせ」「形」「コーディネート」から著書内にある独自のレシピを披露してくださいました。

クリスマスが近いこともあって、トマトとモッツァレラの「プチカプレーゼ」、「春菊とザクロのサラダ」でクリスマスカラーに。春菊の中でザクロの粒が輝いていました。そのほか、ほんのり甘い「にんじんのポタージュ」、「こしょうめし」、「ローストポークとりんごのキャラメリゼ添え」、デザートにベリー系のフルーツとシロップをのせた「杏仁豆腐」をご用意いただきました。
「ローストポークとりんごのキャラメリゼ」は3㎏の豚ロースがブロックで「どんっ」と豪快に登場! その脇にはぎっしりとジャガイモがあり、ローズマリーと焼きあがったばかりの芳ばしい香りを漂わせながら注目の的に。
どれも彩りや見た目も華やかで、人に振舞ってあげたいときにマネたくなるお料理でした!

また、以前にフレーズと一緒に企画した『ふみえ食堂』というFacebookの連載が縁で今回の著書発売に至った、と金子さんが話してくださいました。こうしたイベントや企画やちょっとした提案が縁でお仕事につながったり、本になったり、、、嬉しさと喜びを感じられる、一年の締めくくりにふさわしいランチ会となりました。
来年もこのような縁がたくさん生まれるよう、ランチ会を継続してまいります!!

気になるメニューはこちら

プチカプレーゼ
春菊とザクロのサラダ
にんじんのポタージュ   
ローストポークとりんごのキャラメリゼ添え
〇こしょうめし
杏仁豆腐


photo by Shoko Sakurai

<金子ふみえさんプロフィール>
料理家。ファッションデザイナー時代に友人に料理をふるまったことをきっかけに「料理で人を喜ばせたい」という強い思いを抱き、料理家に転身。「ココロとカラダが喜ぶお料理」をモットーに、おもてなし料理から再現しやすいレシピまでを考案。Facebook『ふみえ食堂』の店主として料理を週5日アップし、注目を集める。少人数制ワークショップ形式の料理教室『ふみえ食堂 cooking workshop』を主宰する。

『笑顔のじかん - a table to be full of happiness -』⇒http://fumie823.exblog.jp/

2017年11月14日火曜日

人気上昇中の”米粉”を使ったランチ☆


11月は、フレーズもデザインで関わった、書籍『サクッと手作りグルテンフリー 作業時間10分 米粉100%のパンとレシピ』(イカロス出版)の発売を記念して著者・高橋ヒロさんにお越しいただき、米粉を使ったランチを振る舞っていただきました! 

ご用意いただいたのは、もちもちした生地の食感が楽しい米粉の焼きたてピザ、ふわふわミニ食パンのサンドウィッチ、米粉でとろみをつけたかぼちゃシチュー、デザートに2種類のシフォンケーキなど、「もちもち」「ふわふわ」「しっとり」と米粉の特性を活かしたお料理。さらにみんなの目の前でフライパンを使って米粉パンを焼き、その手軽さを実演してくれました。

小麦粉で作るパンの生地は二次発酵など手間と時間が掛かるのに、米粉パンは作業時間10分で生地が完成!さらにグルテンが含まれていないので、小麦アレルギーの人も安心して食べられる!ご飯のおかずと相性がいい!お米離れの現代でひと役買っている!など、この会で米粉のさまざま利点を知ることができました。
米粉の可能性を見いだし、米粉と向き合って研究を重ねてきたヒロさんだからこそ到達したおいしさがそこにはありました。ヒロさん、ありがとうございました~!

気になるメニューはこちら

〇米粉ピザ(玉ねぎ、しめじ、コーン、チーズ、マヨ)
〇米粉パンで卵サンドイッチ
〇フライパンでパン(コーン&ハム)   
〇かぼちゃシチュー
〇人参パクチーサラダ
〇シフォンケーキ
〇レモンのシフォンケーキ
〇ごまムース

Photo by Takeshi Fukuhara

<高橋ヒロさんプロフィール>
米粉専門教室hiro-café主宰、グルテンフリー&米粉講師、フードコーディネーター、キッズ食育トレーナー、Jr.野菜ソムリエ。会社員時代に料理を学び、フードコーディネーターに転身。自身の子供のアレルギーをきっかけに、食育や米粉レシピの開発に目覚める。現在は米粉のスペシャリストとして米粉パン専門教室、講演などで活躍する。10月に著書『サクッと手作りグルテンフリー 作業時間10分 米粉100%のパンとレシピ』(イカロス出版)を出版。

●『サクッと手作りグルテンフリー 作業時間10分 米粉100%のパンとレシピ』⇒

2017年10月24日火曜日

秋の味覚満載の本格和食ランチ☆


10月のランチ会は、日本料理店でプロの味を学び、料理家SHIORIさんのもとで家庭料理を学んできた経験から、家庭でも作れる本格和食を広めている吉田愛さん。アシスタントには、フレーズランチ会でお馴染みの料理家・今井亮さんが参戦し、今回は秋を愉しむ和食ランチをご用意いただきました。

秋ということで、無花果、柿、里芋、蕪、秋刀魚、栗など、秋の食材を多く取り入れ、ご用意いただいたのは7品。
前菜は、小皿にかわいく盛り付けられた「無花果と柿の白和え」。デザートとして食べるイメージが強い果物を、上品な前菜に仕上げてくださいました。
「秋刀魚ごはん」は茶飯に、肝醤油でこんがりと焼かれた秋刀魚とたっぷりの薬味が乗せてあり、お店でいただくような華やかさ。
吉田さんが、リクエストが多いとおっしゃっていた「里芋の唐揚げ 蟹あんかけ」は今回の一番人気で、おかわりする方が続出で、あっという間になくなりました!

「シンプルだけど味にインパクトがあってまた食べたくなる!」との感想もお客さんからあり、上品でありながら家庭的、日本料理としての品も感じながら、それでいてみんなが素直に好きと思える味…まさに吉田さんが目指し、表現できるお料理だと思いました。
そんな吉田愛さんは家庭でもできる本格和食をテーマとした料理教室「旬を愉しむ和食レッスン」を月1回開催しているそうです☆ 

秋を愉しむ和食ランチ、ごちそうさまでした~!

気になるメニューはこちら
〇柿と無花果の白和え
〇里芋の唐揚げ 蟹あんかけ
〇だし巻き玉子
〇筑前煮
〇蕪の浅漬け ゆず風味
〇秋刀魚ごはん
〇なめこの赤だし
〇栗あんみつ

Photo by Takeshi Fukuhara
Photo by Taku Fukuoka

<吉田愛さんプロフィール>
料理家。唎酒師。都内日本料理店で和食を学び、その傍ら料理家・SHIORIのアシスタントを務め、独立。京都でさらに修行をし、現在は「青山杏亭」での調理スタッフとして働きながら、料理家として活動する。自身の経験を元に料理人のプロの技やコツ、そして家庭でも美味しく作れるレシピと手順を教える料理教室を開催している。

青山杏亭HP www.aoyama-anzutei.com

料理教室(旬を愉しむ和食レッスン) http://www.atelier-shiori.com/lesson/

2017年9月20日水曜日

食事系、デザート系たくさんそろったタルトランチ☆


8月のランチ会でお世話になった藤野嘉子先生から母娘リレーで、
9月は菓子研究家の藤野貴子先生が多彩なタルトとキッシュをランチ会で披露いただくことに。アシスタントとして嘉子先生もご参加!

ご用意いただいたのは「ヤサイのキッシュ」そして「タルトオニオン」の食事系と、「おいものタルト」「季節のフルーツ焼タルト」のデザート系の甘いタルト、そして特製キャベツスープと冷たいデザート・ブランマンジェ。
「ヤサイのキッシュ」はレンコンの食感とツナのうまみがしっかり詰まっていました。そして「おいものタルト」はサツマイモの下にしっとりとした生地とあんずが隠れていて、甘みと酸味、ザクザク感としっとり感が織り交ざって絶妙なおいしさ☆ 「季節のフルーツ焼タルト」は洋ナシが使われていて秋の訪れを感じさせてくれました。
最後には、珈琲の風味があるのに見た目には“白い(=ブラン)デザート、「白い珈琲のブランマンジェ」。
焼いたデザートから冷たいデザートへ、タルトもデザートも食感を変えたりして、お客さんを楽しませ続ける貴子先生のステキな感性と考えられた構成に感動しました!

「引き算」のお菓子作りで、親しみやすい味、わかりやすい作り方で、本場のフランス菓子を教えている貴子さん。その理論と同様に、シンプルでも、ストレートにおいしさが伝わってきました。みなさん貴子先生のお菓子教室にも興味津々☆

おいしさと楽しさとデザートいっぱいで幸せなひとときとなりました!
貴子先生、ありがとうございました☆

気になるメニューはこちら

〇キャベツスープ
〇ヤサイのキッシュ
〇タルトオニオン
〇おいものタルト
〇季節のフルーツ焼タルト
〇白い珈琲のブランマンジェ

Photo by Takeshi Fukuhara

<藤野貴子さんプロフィール>
菓子研究科。父はフレンチシェフの藤野賢治、母は料理研究家の藤野嘉子という料理人一家で育つ。「お菓子は途中で味見はできないけど、完成を想像する楽しみがある」ことからお菓子の道へ。パリで修行した経験をもとに、本場のフランス菓子を伝えるお菓子教室を主催する。
「カストール&ラボラトリー」HP ⇒ http://www.2castor.com/index.html

2017年8月29日火曜日

覚えておきたい家庭の味「昭和のおかず」でランチ会


8月はベテラン料理研究家の藤野嘉子さん☆

共働きで外食中心の若者が多いという昨今、いつでも戻れるように「家庭の味」を覚えておいてほしいという想いで、「昭和のおかず」をテーマに、次世代に伝えたい家庭料理をご用意いただきました。
準備にはベテランスタイリストの丸山勝代さんと、藤野先生の娘さんでお菓子研究科の藤野貴子さんも参加。親子で仲良く、楽しそうにお料理はスタート。

ご準備いただいたのは、茄子となまり節の煮物、卵をふんだんに使ったフワフワの甘い玉子焼き、麹を通常の2倍使っているという、お味噌の旨味とさつま芋の甘みがたっぷりのお味噌汁、小アジの南蛮漬けなど、全部で9品。
油分はほとんどなく、素材のおいしさを実感しながら、ほっこりとさせてくれる懐かしい味でしっかりとお腹いっぱいに。

なまり節とは、鰹節よりも鰹の水分を残し、削って使っても切って煮物に加えてもいい食材でお出汁にもおかずにもなる優れもの。食材ひとつひとつ丁寧にご説明いただき、作り方なども皆さんの質問に熱心にお答えくださいました。

先生から最後に、フレーズランチ会について「多くの方々に自分の料理を味わっていただけるとても貴重な場。こうして自分の料理を披露したいと思っている若い料理家さんはたくさんいるので、これからもぜひ続けてください!」と温かいメッセージもいただきました。

藤野先生の笑顔と心に残るお料理で、元気をもらったランチ会となりました!

次回920日は、母から娘へバトンタッチで、貴子さんが振る舞うことに! 
こちらも楽しみです~☆

気になるメニューはこちら
茄子となまり節の煮物
〇小アジの南蛮漬け
〇玉子焼き
〇たくあん、キュウリ、茗荷の東海寺あえ
〇さつま芋の味噌汁
〇削りなまり節と昆布の煮物
〇ねぎ味噌
〇ごはん
〇デザート 寒天


Photo by Takeshi Fukuhara

<藤野嘉子さんプロフィール>
料理研究家。学習院女子高等科卒業後、香川栄養専門学校製菓科入学。在学中から「キューピー3分クッキング」アシスタント、料理研究家助手を務める。和、洋、中簡単で栄養のバランスがいい、白いご飯に合うおかずが大好き。NHK「きょうの料理」や、雑誌、書籍を中心に活躍している。著書『楽シニアの作りおき がんばらなくていい!』(講談社)など多数。夫がシェフを務めるフレンチレストラン「カストール&ラボラトリー」のマダム。同店で定期的に料理教室を開催している。

「カストール&ラボラトリー」HP ⇒ http://www.2castor.com/index.html