東欧のクリスマス料理の温かさが伝わってきます~~。
2018年12月6日木曜日
フードスタイリスト水嶋千恵さんの中欧を旅するランチ会 for Christmas
Photo by Takeshi Fukuhara
今回は、フードスタイリストの水嶋千恵さんに、フレーズの月島がオファーして実現。ハンガリー、オーストリア、チェコ、スロバキアの、日本ではなかなか馴染みのない中欧料理を、クリスマスをテーマに魅力的に披露いただきました。
ご自身の大叔父様がドイツ在住だったこともあって、幼少期からヨーロッパの食べ物や文化に触れることの多かったという水島さん。さらに学生時代はオーケストラ部に所属していたこともあり、「中欧と言えば音楽!」ということで、ハンガリー音楽を聴きながらのランチ会となりました。
ご用意いただいたのは、スープ、各国の主食と副菜、そしてクリスマススイーツ。
チェコの「グーラッシュ」は冬の定番の食事系のスープで、お肉がたっぷり☆ シチューのようだけどスープ自体はさっぱりしていて、身体の芯から温めてくれるような優しい味でした。
そして、オーストリア風の食事系クレープ「パラチンケン」、ニョッキをチーズで和えたスロバキアの郷土料理「ハルシュキ」、ハンガリーの「マッシュルームフライ」、チェコの家庭料理で、ハーブとオイルで漬けた「カマンベールチーズのマリネ」など、珍しいお料理がたくさん。どれも「お酒に合う…」と皆さんお酒と共に楽しみたい様子…笑。
デザートは、オーストリアのクグロフ「グーゲルフップフ」、チェコのクリスマスパン「ヴァーノチュカ」、ケシの実が入ったハンガリーのクリスマスのお菓子「ベイグリ」の3種に、すみれの砂糖漬けを添えて。
どのお料理も大好評で、みなさん、このランチ会をきっかけに中欧に興味を持っていただいたようでした。
フードスタイリストさんらしくスタイリングにもこだわっていただき、ひと足早くクリスマス気分を味わわせていただきました~。水嶋さん、ありがとうございました!
気になるメニューはこちら↓
〇グーラッシュ(チェコ)
〇アルフォルディ地方のロールキャベツ(ハンガリー)
〇パラチンケン コルドンブルー(オーストリア)
〇ハルシュキ(スロバキア)
〇カマンベールチーズのマリネ(チェコ)
〇ポテトのパンプキンシードオイルマリネ(オーストリア)
〇ひとくちシュニッツェル(オーストリア)
〇マッシュルームフライ(ハンガリー)
〇彩りサラダ&根セロリソース
〈クリスマスお菓子〉
〇赤ワインのグーゲルフップフ(オーストリア)
〇ヴァーノチュカ(チェコ)
〇ベイグリ (ハンガリー)
<水嶋千恵さんプロフィール>
大学卒業後、メーカー系商社に営業として勤務。のちに退職し、フリーランスのフードスタイリストに。レシピ考案やフードスタイリングをTV番組、CM、グラフィック、映画、雑誌等、動画からスチールまで幅広く手掛ける。親族の仕事の関係で、幼少期からヨーロッパの食・モノに触れることが多く、またオーケストラ部に所属していたことから、音楽を通じて中欧文化に親しみを持つ。長期間ヨーロッパを旅し、現地の人・お店から各国の料理を学ぶ。さまざまな国を旅して、料理とスタイリングを追求している。
2018年11月23日金曜日
ダンノマリコさんによる『手作りぽん酢を楽しむ会』開催!
高知県馬路村はゆずの名産地。ダンノさんが、書籍『馬路村農協のゆずレシピ』(パルコ出版)や馬路村のHPでこの特産品を使ったレシピを手掛けていることが縁で、今回の企画が実現しました。
まずは馬路村農業協同組合さんから提供いただいた旬のゆずで、ゆず塩作り。軽くすりおろした皮とお塩を混ぜ合わせてあっという間に完成。
そして、今度はそのゆずを絞って、煮切った酒・酢・砂糖、酢、しょうゆ、かつお節、昆布と合わせて、手作りゆずぽん酢作り! ダンノさんのレシピを基本に作りましたが、しょうゆや果汁の分量は自分の好みや使いたいお料理に合わせて自分で調整すると良いとのこと。
ゆずの良い香りがスタジオ中にあふれる中、最後はダンノさんによるゆずぽん酢、ゆず塩に合う料理や、高知県の3種類の郷土寿司=大根と茗荷の田舎寿司・鯖寿司(鯵寿司も)・ばらちらし寿司をいただきました。
鯖寿司は1匹まるまる、鯖のお頭まで酢飯がぎっしり入った、映えるフォルム…。まるで活け造りのような豪快な見た目に一同歓声を上げていましたが、高知県では一般的なんだそうです。これらの酢飯にも馬路村のゆず酢が使われていました。
残った鯖寿司をフライパンで焼いて食べるとまたさらにおいしかったです☆
たくさんの料理もあっという間に食べきって(笑)、自分たちで作ったぽん酢とゆず塩をお土産に、みなさん喜んで帰っていかれました。
みなさんから好評だったので、ぜひまた開催できると嬉しいです!
ダンノさん、ありがとうございました。
気になるメニューはこちら
〇ゆず塩吸い物
〇刺身 ヒラメ・白きくらげ
〇田舎寿司三種
〇揚げ物 サワラ・カブおろし
〇ゆずのデザート
<ダンノマリコさんプロフィール>
1973年生まれ。フードスタイリスト。フードコーディネーターのアシスタントを経て独立。2016年に発行された『馬路村農協のゆずレシピ』(パルコ出版)の料理を担当。これをきっかけに2017年10月より馬路村農協HPの“うまじむらレシピ”にも携わる。魚と市場が好き。市場で仕入れた魚で“旬の魚を楽しむ会”や、小学生を中心に皆で一緒に夕食を作る“こどもごはん会”などその時々にできる会を主催している。
2018年11月15日木曜日
話題沸騰中!大豆ミートを使ったランチで満腹☆満足
Photo by Takeshi Fukuhara
今回は、『大豆ミートのヘルシーレシピ』(河出書房新社)でデザインを担当した武田が同書の著者で料理家の坂東万有子先生にお声がけし、思わずお肉と間違えてしまうような、大豆ミートを使ったヘルシーランチを披露いただきました!
近年メディアでも取り上げられ、スーパーでも少しずつ見かけるようになった「大豆ミート」。20年以上、大豆ミートのレシピを研究している坂東先生が多種多様な大豆ミートを使い分け、ミートパスタからハヤシライス、ハーブチキン、カツレツまで、さまざまな料理に大変身させてくれました!
「ミートソース」はミンチタイプ、「ハーブチキン」はブロックタイプ、「カツレツ」はフィレタイプの大豆ミートを使用し、お肉と同様に味つけをして調理するだけ。搾油された状態の大豆が素となっているため低脂質、低カロリー、コレステロールフリー、高たんぱくと、お肉と比べて良いこと尽くし。それでいて、調味料等の味の吸収が良く、冷めてもおいしくいただけるのも特徴だそうです。
食べた感じはお肉と一緒! いや、お肉よりおいしいかもっ!?
「チョップドサラダ」や「無花果のグラノーラヨーグルト」には乾燥したミンチタイプの大豆ミートが使われていて、前菜にもメインにもデザートにもなることに驚きました!
健康にも美容にも良くて、使いやすくてレシピバリエーション豊富……知れば知るほど魅力的な大豆ミート。その魅力に早く気づき、たくさんのレシピを考案してその可能性を広めてくださった坂東万有子さん、とても勉強になりました。ありがとうございました!!
気になるメニューはこちら↓
〇カリカリ大豆ミートのチョップドサラダ
〇冬野菜のバーニャカウダ
〇ハーブチキン風
〇ひとくちカツレツ
〇冬野菜のバーニャカウダ
〇ハーブチキン風
〇ひとくちカツレツ
〇茄子のミートパスタ
〇時短ハヤシライス
〇時短ハヤシライス
〇無花果グラノーラヨーグルト
<坂東万有子さんプロフィール>
大豆ミート料理研究家。和食や精進料理を好んだ両親の影響を受けて10代で大豆ミートに出合って料理を始める。SOYがある食生活を「SOY食」と呼び、現代のトレンドを取り入れた食べ方を提案、魅力・可能性を広める。料理教室「SOY食クッキング」主催やレシピ開発、コラム執筆やTV出演など多岐にわたり活動中。みそソムリエの資格も持ち、手作り味噌講座や豆板醤作り講座も行う。
著書「大豆ミートのヘルシーレシピ」(河出書房新社)
2018年10月18日木曜日
「エンリケマルエコス」小川歩美さんによるモロッコ料理ランチ
Photo by Shoko Sakurai
今回はお仕事で長いお付き合いのある編集プロダクション「ウィル」の片岡弘子さんによる企画。東北沢にあるモロッコ料理の人気店「エンリケマルエコス」のオーナー、小川歩美さんに、本場のモロッコ料理をご用意いただきました。
エンリケマルエコスは通常、ディナータイムのみの営業で、わざわざフレーズのために、スープ、前菜(温・冷)、サラダ(3種類も!)、メイン、デザートと、まるでコース料理のようなランチメニューを考えてくださいました!
スープ「ハリラ」はモロッコの伝統のスープ。トマトの酸味と豆や野菜の旨味が染み入る優しい味でした。前菜にはモロッコの春巻き「海老とキヌアのシアー」や「ひよこ豆のペースト」、メインには「鶏肉と野菜のクスクス」、そしてタジン鍋を使った煮込み「ラム肉のタジン」。クスクスは上下に重ねたクスクス専用鍋を使って、下部で野菜やお肉をスープで煮込み、その蒸気を使って上部の鍋でクスクスを蒸しあげるそう。手間と時間がかかるため、モロッコでは特別な日に食べる家庭料理だそうです。
デザートには「シナモン風味のカボチャムース」と「アボカドのパフェ」の2種を、すっきりとした後味のお茶「ヴェルベーヌティー」と一緒にいただきました!
モロッコ料理と聞くと珍しい食材や香草で馴染みのない味かと思いきや、食材を生かした味わい深さがあり、日本人にも合う料理なんだと知ることができました。お料理に関しては小川さんも、日本向けに味を変えたりはせず、本場の味そのまま表現されているとのこと。でもデザートは本場の味はびっくりするほど甘すぎて、さすがに日本人向けに砂糖を控えていらっしゃるようです~。
珍しい食材、調理道具などを披露してくださったり、興味深いモロッコのお話もたくさん伺え、みんなモロッコに関心が高まったランチ会となりました。
ぜひ、今度はお店のほうでモロッコ料理を堪能させていただきたいと思います!
小川さん、ありがとうございました!
気になるメニューはこちら↓
〇ハリラ
〇ゴルゴンゾーラを詰めた小さなデーツ
〇ヒヨコ豆のペースト
〇レンス豆のサラダ
〇ゴルゴンゾーラを詰めた小さなデーツ
〇ヒヨコ豆のペースト
〇レンス豆のサラダ
〇クミン風味のニンジンとコリアンダーのサラダ
〇揚げナスのサラダ
〇揚げナスのサラダ
〇ラム肉のタジン
〇鶏肉と野菜のクスクス
〇鶏肉と野菜のクスクス
〇シナモン風味のカボチャのムース
〇アボガドの小さなパフェ
〇ヴェルベーヌティー
<小川歩美さんプロフィール>
大学卒業後、一般企業に就職するも退職、料理家のアシスタントとなる。2000年モロッコを旅し、モロッコ料理に惹かれる。2002年再びモロッコを訪れ、モロッコ料理の勉強を開始。2004年移住、食の都‘フェス’にて伝統的なモロッコ料理を通してモロッコ料理のベースを学ぶ。家庭の台所、料理教室、レストランで修行。2006年‘カサブランカ’にてモロッコ人料理家Choumicha(シュミシャ)に師事し、家庭料理をベースとしたモダンなモロッコ料理を学ぶ。モロッコの料理番組・雑誌の調理を担当するアシスタントを勤め、同時に郷土料理を学ぶ。帰国後2009年 モロッコ料理の台所‘エンリケマルエコス’オープン。
Instagram:https://www.instagram.com/enrique_marruecos/
2018年9月27日木曜日
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